“転職”について、どんなイメージを持っていますか?
「転職したことが無いから、何を準備していいか分からない」
「今よりも悪い会社に転職してしまったらどうしよう」
「今の会社を辞めれるなら、どこでもいいから転職したい」
もし、あなたが初めての転職をしようと考えているなら、このようなことを思っているかもしれません。
やっぱり初めてのことは誰でもわからないものです。
だからこそ失敗しないために、転職経験者の”失敗例”を見て学んでください。
「こうやったら失敗する」ということが分かれば、少なくとも予防はできます。
転職の失敗例をまとめましたので、初めての転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
転職って聞くと、やっぱり不安はあるよね。。
今までやってきた仕事や人間関係も無くなっちゃうものね。
リスクもあるけど、チャンスもたくさんあるってことだよ。
失敗例を参考にして、リスクをできるだけ少なくして転職すれば大丈夫!
◆転職における代表的な5つの失敗例
それでは、さっそく転職での失敗例を見ていきましょう。
①転職してから、以前の職場の良さに気付いた
「前の職場が嫌で、少しでも早く転職したかった。」
「しかし、急いで決めたせいで、待遇も仕事内容もあんまりだった。」
「これなら前の職場で我慢していた方がマシだった。」
じっくり考えて転職しないと、このようになってしまう恐れありです。
②好条件だったが、社風や仕事内容が合わなかった
「とにかく条件重視での転職。」
「収入面と休日、手当などの良い会社を選んだ。」
「でも仕事のスタイルや人間関係が最悪で後悔した。」
待遇面だけ見ていると、やりがいや仕事内容で満足できない可能性があります。
③未経験の仕事に転職したが、向いていなかった
「新しいことに挑戦したくて、今までと全く違う内容の仕事にチャレンジすることに。
しかし、新しい仕事は覚えることがいっぱいで大変だった。
結果的に自分には向いていないと感じ、再度転職を考える羽目に。。」
新しいことにチャレンジするのは大切ですが、理想と現実のギャップには注意が必要です。
④在籍期間が短い状態で転職を繰り返す
「入社しては半年足らずで退職、という流れが4回ほど続いてしまった。
面接時には必ず退職理由を聞かれるので、回答に困る。
しかも、企業側にも悪いイメージを持たれるので、内定がなかなか出ないことも多かった。」
採用する企業側は、転職回数よりも在籍期間の方を重視する傾向があります。
短期間で入社・退職を繰り返していると、弊社に入ってもすぐ辞めてしまうのでは?と不安になるものです。
⑤面接で見栄を張ってしまう(嘘をつく)
「面接時に仕事の内容や採用条件に対して「できます」や「問題ありません」と言ってしまった。
しかし実際にやってみると難しかったり、思っていた以上に要求が高いことが発覚。
社内での評価も下がるし、できないことは正直に言った方が良かった。」
経験が無いことなどは、気軽にできると回答しない方が無難でしょう。
また、「転勤や海外勤務」などの条件も、嫌なら正直に言っておいた方が今後の自分のためになります。
この5つの失敗例には、実は共通点があります。
1.急いで転職してしまう
2.退職の理由、転職の目的が曖昧
3.自分自身について考え直す時間が必要
今の仕事をとにかく早く辞めたいと思って、考えがまとまらないまま転職してしまうのはオススメできません。
退職しなければならない理由、転職する目的はしっかりと持っておきましょう。
「この会社では〇〇(人間関係や仕事内容、給料、キャリアアップなど)に不満がある。
だから転職先では△△(やりたい仕事内容、待遇や給料、スキルアップ)ができる仕事に就きたい。」
というように、自分の中で目的をはっきりとさせておくと、失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
そのためには、転職活動を始める前に自己分析をして、自分自身についてもう一度考える時間を作ってみましょう。
実はこれ、僕の実際の体験談なんだよね。。
えっ!おしみさんも転職に失敗していたなんて!
転職ってやっぱり難しいんだ・・・
そんなことはないよ。
ちゃんと準備さえしておけば大丈夫!
僕の失敗例から学んだ対策を紹介するね。
◆転職活動に失敗しないための準備
では、転職活動に必要な準備について紹介します。
①自己分析
転職活動に失敗しないためには、自己分析は絶対に必要です。
新卒の就職活動でもやった経験があるかもしれませんが、もう一度思い出してみましょう。
まず分析すべき項目を挙げていきます。
・過去に楽しかった経験
・過去に嫌だった思い出
・自分が持っているスキル、資格
・趣味、特技
・勉強してきたこと
・現在興味があること
・自分の強み、弱み
・自分の性格
・退職を考えている理由
・転職先に求める条件
・譲れない条件はあるか
このような内容で紙に書き出してみましょう。
後から見直して追加・修正しても問題ありません。
自分が自分らしくいられる環境や時間について、自分の心と対話してみるのです。
②転職活動は退職前に
退職を考え始めると、モチベーションは下がる一方になると思います。
しかし、退職を決めてしまう前に転職活動をしておく方が良いです。
退職してから転職活動を始めようと思うと、リスクがあるからです。
・収入が途絶える期間がある
・すぐに転職先が決まらない恐れがある
・急いで転職先を決めてしまうと後悔する可能性がある
これらのリスクを避けるためにも、今の会社に在籍している間に転職の準備・転職活動を進めておくことをオススメします。
「平日は職場を抜けることはできない」という方でも大丈夫。
準備は休日にできるし、転職先を探すのも転職サイトにたくさん載っています。
また、転職エージェントというサービスもあり、土日も対応してくれるところが多いです。
なので、平日は会社でデスクワーク、現場仕事、という方でも土日で転職活動をすることができます。
③転職先に求める条件、優先順位を決めておく
自己分析ですでに考えているかもしれませんが、転職先に求める条件は明確にしておきましょう。
そもそもなぜ退職することを決意したのか?
次の職場にはどのようなことを希望しているのか?
具体的には、例えば
・月収(年収) 〇〇万円以上
・土日祝は絶対休み
・年間休日〇〇日以上
・住宅補助等の手当て
・仕事内容(希望する内容があれば具体的に)
・残業時間〇〇時間以下
などなど、今の職場に対する不満を元に、次の職場に希望する内容を考えておきましょう。
しかし残念ながら、全ての内容を満たす求人に出会えることはないと思います。
なので、絶対に譲れない条件、優先順位をあらかじめ自分の中で設定しておくことで、転職先を選ぶ基準ができます。
ここまで聞いてきたけど、やっぱり一歩踏み出すのは勇気がいるよね。
そうだね。
今までの慣れている仕事から変わるんだものね。
でも不満がある会社で働き続けるのもリスクがあるのは確かだよね。
退職することに対するメリット・デメリットを考えてみようか。
◆退職・転職することに対するメリットとデメリット
〇退職・転職することのデメリットは?
・新しい仕事を覚えなければならない
・会社の人間家計を再度構築していく必要がある
・今までの当たり前が通用するかどうかわからない
・費用がかかる場合がある(引越し、通勤、スーツなど)
〇退職・転職することのメリットは?
・今の会社に対する不満から解放される
・新しい環境に身を置くことで、モチベーションをアップできる
・人間関係をリセットできる
・自分の印象を一から再スタートさせることが可能
仕事や人間関係が変わるのはしょうがないことです。。
これをプラスととらえるかマイナスととらえるかはあなた次第です。
新しい環境なら、ひたむきに頑張っている姿を見せれば、第一印象からプラスに働くこともあります。
せっかく転職をするなら、デメリットばかりを考えても仕方がありません。
メリットに目を向けて頑張っていきましょう!
確かに、せっかく転職するなら良い将来を期待しないとね!
少なくとも今の会社よりも明るい人生になるように、だね!
その通り。
実際に僕が経験してきたことなので、皆には失敗してほしくないからね。
この失敗例と対策があれば、ちょっと安心できるかも。
僕も転職する時には参考にしてみよっと。
◆まとめ
転職の失敗例をもとに、対策や準備の方法について紹介してきました・
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると、
①転職してから、以前の職場の良さに気付いた
②好条件だったが、社風や仕事内容が合わなかった
③未経験の仕事に転職したが、向いていなかった
④在籍期間が短い状態で転職を繰り返す
⑤面接で見栄を張ってしまう(嘘をつく)
これらの失敗例には共通点がありました。
・急いで転職してしまう
・退職の理由、転職の目的が曖昧
・自分自身について考え直す時間が必要
これらの失敗を未然に防ぐことは可能です。
①自己分析
②転職活動は退職前に
③転職先に求める条件、優先順位を決めておく
これらの準備をしておけば、転職で失敗するリスクを避けることができるでしょう。
また、転職・退職にはメリットとデメリットがあります。
・新しい仕事を覚えなければならない
・会社の人間家計を再度構築していく必要がある
・今までの当たり前が通用するかどうかわからない
・費用がかかる場合がある(引越し、通勤、スーツなど)
・今の会社に対する不満から解放される
・新しい環境に身を置くことで、モチベーションをアップできる
・人間関係をリセットできる
・自分の印象を一から再スタートさせることが可能
せっかく転職するなら、自分の人生が今よりも豊かになることを目指しましょう。
そのためにも準備をしっかりして、後悔しない転職活動にしましょうね!
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