仕事で認められるために必要な能力のひとつに「先読みの能力」があります。
先読みと言っても、魔法や超能力ではありません。
未来は誰にも予測はできませんが、「先読み」は練習でできるようになります。
目の前の仕事だけではなく、その先を考えて行動するのです。
その先読み能力を身につけるためのコツを紹介していきましょう。
先読み能力が身に付けば、出世できる?
もちろん、出世できる可能性はグッと上がるよ!
がんばって~♪
仕事における先読み能力とは
仕事で認められるためには、先読み能力が必要と言いましたが、「先読み能力」とは何でしょうか?
例えば、上司や先輩から仕事を頼まれたときに、
上司「この資料を作っといて」
↓
あなた(週末の会議で使うものかな?
上司の確認、修正の時間も必要かも。。
だとしたら、明日中には仕上げた方がいいかもな。)
とか、
上司「明日の午後から一緒に〇〇株式会社へ打ち合わせに行くから、予定を空けといて」
↓
あなた(最近発売した新商品の商談だ。
カタログとサンプルは準備しておいた方がいいよな。
あとは・・・相手の住所と担当者の名前を調べておかないと)
こんな感じで、目の前の事だけでなく、2手、3手先を考えて動くことです。
これは極端な例だったかもしれませんが、先読みが必要な仕事は日常の中にもたくさん潜んでいます。
こんな風に、次の手を事前に打っておくのが重要なんだよ。
なるほど。
ひとつの指示でも、色々なことが背景に隠れているんだね。
先読みが得意な人の特徴
では、先読みが得意な人には、どのような特徴があるのでしょうか?
①計画的
計画的な人は、自分の将来のことをしっかりと考えている傾向があります。
そして、日々の仕事に関しても、計画を立てて着実に片付けていくでしょう。
計画を立てることで、無駄なくスムーズに処理することができます。
「計画する」=「先を見る」と言うことに繋がりますからね。
また計画的な人は、ただ単に計画するだけではなく、何通りも予測することもあります。
1つの方法で上手くいくとは限りません。
そのため、失敗した場合の次の手、次の次の手を考えている人も少なくないでしょう。
②気が利く
気が利く人も、先読み能力に優れた人が多いです。
「気が利く」というのは、周りをよく見ているということ。
周りの人が何をしようとしているかを先に感じ取って、言われる前に行動するのです。
仕事の上での先読みには、周りの人の観察は欠かせません。
③頭の回転が速い
頭の回転が速い人は。臨機応変な対応が得意です。
しかし、とっさの判断のように見えて、先のことまで考えている人も多いです。
このような能力を持っている人は、ある程度の経験を積んでいる人がほとんどです。
今すぐに真似できることではありませんが、目指したい人物像と言えるのではないでしょうか。
気が利く人って、しっかり周りを見ているんだね。
周りを見ているからこそ、相手が何を必要としているかわかるって感じかな。
先読み能力を身に付ける方法
仕事での先読み能力を身に付けるための方法を紹介します。
日々の積重ねが大切なので、しっかりと意識すると習得も早くなるでしょう。
①論理的に考えて予測
ひとつひとつの行動や結果には、すべて原因があります。
結果ではなく、原因に目を向けて考えることで、事前に失敗の対策をすることができます。
論理的に深く考えて行動することを心掛けると、自然とミスも減り、周りから評価される機会が増えるでしょう。
また、事前に深く考えておくことで、スケジュール管理やタスク管理もできてしまいます。
事前に論理的に考えて、先を読むようにしましょう。
②人の行動を参考に予測
周りの人の行動に注目するようにしましょう。
自分以外の人の行動を見ることで、自分が今、何をすべきかが見えてくるようになります。
相手が必要としていることを先読みして、フォローしてあげましょう。
また、周りを見ることができれば、場の空気を読むことも容易になります。
必要なタイミングで、必要な行動や発言ができるよう、事前の準備が大切です。
③経験を積みながら予測
仕事での先読みには、ある程度の経験も必要になってきます。
経験することで、後に起こることの予測の正確さが増すでしょう。
色々な経験を積むためには、何事にもチャレンジすることが大切です。
チャレンジして、失敗して、原因を考えて改善、再度挑戦。
このようなPDCAサイクル※ を上手く回して、良い経験をたくさん積みましょう。
もちろん、チャレンジする前には何事も予測する癖をつけて下さいね。
※PDCAサイクルとは、
・Plan(計画する)
・Do(行動する)
・Check(確認する)
・Act(改善する)
この4つのサイクルを繰り返すことで、業務の改善を促す方法。
④他の人の経験から予測
何事にもチャレンジすることは必要ですが、どうしても時間がかかってしまいます。
また、得意・不得意もあるので、何もかも自分で経験できるとは限りません。
そんな場合は、他の人の経験を参考にすることも大切です。
ベテラン上司の経験談、自分が勉強してこなかった分野に詳しい人、他の部署や他社を経験している人、など。
自分の仕事にプラスになりそうな情報は全て取入れましょう。
情報を持っていれば、いつか必ず役に立ちます。
そして先読みのための素材となるのです。
聞いている分には、自分にもできそうな気がするんだけど。。
でも実際、何から始めたらいいか分からないよ。汗
まずは何事もチャレンジして経験を積むことかな。
そうよね、知らないことは予測できないもん。
確かに。笑
経験することで、自分にあった成功する方法が見つかるもんだよ。
しみ太郎君、頑張ってね~!
よし、先読みできるように頑張ろう!
まとめ
今回は、仕事における先読み能力についてお話してきました。
いかがでしたか?
今回の内容をまとめましょう。
先回りして準備・行動できる能力のこと。
言われる前に行動
次の手を常に考える など。
①計画的
②気が利く
③頭の回転が速い
①論理的に考えて予測
②人の行動を参考に予測
③経験を積みながら予測
④他の人の経験から予測
あなたも先読み能力を身に付けて、周りから評価される人間になりましょう!
日頃の意識次第で、先読みは必ず身に付いていきます。
先読みできれば、出世にも近づけるはず!
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