出世するためには、上司から認められることが不可欠です。
信頼される部下になるためには、どうしたら良いのでしょうか?
仕事の中身で勝負して、上司からの信頼を勝ち取りましょう!
今回は仕事で信頼される部下になるためのコツを紹介します。
上司に好かれる部下の特徴を9つまとめました。
参考にして、あなたの出世に役立てて下さいね!
上司に好かれるのって、なかなか難しいよね。
狙ってするとワザとらしいというか。。
そうよね。
あざとくして上司に好かれても、周りからは嫌われそう。
表面的なコミュニケーションで好かれようと思っても、まともな人には通用しないと思うよ。
仕事の中身とか、仕事に対する態度に意識した方が、信頼される部下になれるよ!
仕事の中身かぁ。
ちょっとコツとか教えてよ!
仕事に対する姿勢
まずは、仕事に対する姿勢について確認してみましょう。
周りから見ていても、信頼される人とそうでない人は、見てすぐに分かります。
仕事への取組み方、考え方で、あなたの評価が大きく変わってきます。
現在のあなた自身の仕事への取組み方・考え方と比べてみて下さいね。
仕事の目的を理解している
新入社員から中間管理職、役員、取締役、全ての立場において仕事の内容は異なります。
しかし、1つとして無駄な仕事はありません。
全ての仕事には意味があります。
言われたことだけを処理している内は、相手から信頼を得ることは難しいでしょう。
しかし、仕事の中身や目的を理解していると、作業の効率アップや、報告の仕方が変わります。
全体的な流れを理解した上で仕事に取組むと、後工程の人にも喜ばれることでしょう。
成長意欲がある
現状のスキルや知識で満足している人は、出世をすることは厳しいです。
“現状で満足している”ということは、”これ以上の成長を見込めない”から。
会社は短期・中期・長期の目標を持っていて、毎年目標に向けて活動しています。
会社の成長とは、つまり社員一人一人の成長のことです。
現状維持の社員よりも、成長意欲のある社員の方が好まれるのは明らかですよね。
責任感を持って問題に取組んでいる
3つ目は、仕事に対する責任感です。
「失敗しても誰かが助けてくれる」
「ミスしたのは〇〇さんの責任だ」
というように、人任せな態度の人には重要な仕事を任せることはできません。
・任された仕事の納期を守る
・問題が発生しても真摯に対応する
・途中で投げ出さない
このように自分の仕事に対して責任感を持って取組むことで、信頼される部下に一歩近づけるでしょう。
報連相をしっかりしている
上司は、常に部下の仕事を監視している訳ではありません。
上司が抱えている部下は、あなただけではないのです。
(会社や部署の規模にもよりますが)
部下の仕事の進捗、仕事の予定などを把握していないと、上司は的確な指示や判断をすることができません。
報連相が日常的にされていないと、あなたが上司に問題の報告をしても、状況を把握することが難しいかもしれません。
そうならないためにも、日常的な報連相は重要です。
朝礼や日報、もしくは日常のコミュニケーションで報告しておくことが大切でしょう。
報連相もただ伝えるだけではなく、現状と今後の予定、懸念される問題など、複数の視点から報告することを心掛けて下さい。
情報が多い方が上司も判断をしやすいし、あなたがどこまで考えて仕事をしているのか把握することもできます。
能力の有無に関わらず精一杯がんばっている
5つ目は、精一杯に仕事をしているかどうか。
・一定以上の能力はあるが、毎日明らかにサボっている人
・能力は乏しいが、一生懸命に頑張っている人
あなたならどちらを評価したいですか?
自分の限界まで精一杯に努力している人の方が、今後成長する見込みがあると判断される思います。
それに、上司の立場から見ても、頑張っている人を無視することはできません。
できる限り応援・サポートをしてくれることでしょう。
あなたが自分の仕事に自信が無くても、真面目に精一杯努力することで、会社の評価は大きく変わります。
また仕事に対する態度は、今後の出世にも大きく影響を与えることでしょう。
なるほど。
一見どれも当たり前に見えるけど、確かにできていない人も多いわね。
そうだね。
特に中堅の先輩なんかは、仕事への慣れが出てくるから、気持ちは緩みがちになるかもね。
でも意識したら変えられる内容ばかりだよね。
日々の積重ねというか。
その通り!
意識を少しだけ変えることで、数ヶ月後には周りと大きな差が開いてるよ!
この差が、信頼される部下になれるかどうかの差と言えるかな。
ここまでは、自分の仕事への取り組みや考え方について紹介してきたよ。
次は上司との仕事の連携について紹介していくよ。
上司に信頼されるためには、上司との連携は不可欠だもんね。
上司の仕事をしやすくする
仕事を進めていく上で、上司との連携は必ず必要となります。
上司はあなたに対して何を求めているのか?
部下としての立ち振舞い、考え方について紹介していきます。
意識すべきは『上司の仕事をしやすくする』です!
報連相は口頭ではなく文字で伝える
上司は複数の部下を抱えています。
部下の仕事の管理もしなければいけないし、自分が処理する仕事ももちろんあります。
つまり、上司は忙しいのです。
こんな経験はありませんか?
「前に報告した件、全然処理してくれない」
「相談からずいぶん経ったけど、忘れてるのかな?」
そうです、上司は忘れている可能性が大きいです。
処理や判断が必要な案件は、必ず文字で伝えるようにしましょう。
口頭 + 書類やメールで報告しておくことで、時間がある時に思い出して処理してくれます。
また、コチラが報告した証拠にもなるので、文字での報告を心掛けて下さい。
※あくまでも口頭での補足説明は必須です。
上司の予定を把握して早めに相談する
人は忙しい時にはイライラしがちです。
何か報告・相談をされても頭に残らないし、正確な判断をすることが難しいでしょう。
社内スケジューラーなどを確認して、上司の行動・予定を把握することを心掛けて下さい。
朝礼や定例ミーティングなどの内容も聞き逃さないようにしましょう。
そうすることで、上司の予定を知ることができます。
会議や出張前になると当然準備で忙しくなります。
重要な予定が入る前に報告や相談をすることで、的確なアドバイスをもらうことでできるでしょう。
早めの報連相を意識して!
上司が把握しきれない情報を正確に報告する
部下の役割は、どちらかというと”作業”です。
上司の判断や指示に基づいて正確に処理をすることが求められます。
実務の立場で把握している問題、現場で発生している問題は、部下であるあなたが一番知っていることでしょう。
あなたが知っている情報を的確に報告することで、上司も正しい判断をすることができます。
報告の精度によって、判断の精度も変わると言えます。
特に上司が把握できていないであろう情報を的確に伝えるようにして下さい。
自分の考えや意見を持っている
上司に対して判断を仰ぐこと、これは正しい流れと言えます。
しかし、判断を丸投げすることは避けて下さい。
(これは多くの人が勘違いしています!)
「これはどう処理したら良いですか?」
「こんなクレームが来ました、どうしましょう?」
上司はこんな報告を聞きたいのではありません。
知りたいのは、問題に対して『あなたはどんな考えを持っているのか?』です。
上の2つ、こんな感じに変えてみて下さい。
「この件、このように処理したいと思っています。問題ありませんか?」
「このクレームですが、原因は〇〇と考えられます。△△を改善する必要があると思います。改善に当たり、××課長に申し入れますが問題ありませんか?」
ずいぶんと印象が変わったと思いませんか?
ここまで考えて報告できれば、上司からすぐに信頼を得られるでしょう。
上司の立場で考えると、確かに報連相とかの方法やタイミングって大切だよね。
今まで自分の都合で報告してたかも。汗
そうね。
上司に判断をしてもらうって言っても、自分ができるところまでは自分でしないとね。
上司への情報の伝え方で、自分の仕事の効率も変わってくるよ。
相手の判断のスピードも正確さも変わるからね。
上司に好かれるためのポイントの1つだね!
信頼される部下を目指して頑張るぞー!
上司から信頼される部下は『相手への思いやり』を意識!
上司に好かれる部下の特徴を9つ紹介してきました。
いかがでしたか?
もう一度おさらいしておきましょう。
1.仕事の目的を理解している
2.成長意欲がある
3.責任感を持って問題に取組んでいる
4.報連相をしっかりしている
5.能力の有無に関わらず精一杯がんばっている
6.報連相は口頭ではなく文字で伝える
7.上司の予定を把握して早めに相談する
8.上司が把握しきれない情報を正確に報告する
9.自分の考えや意見を持っている
人と仕事をする上で大切なことは、「相手への思いやり」です。
上司・部下に関わらず、相手を思いやった行動を心掛けましょう。
そうすることで相手からの信頼も得やすくなります。
信頼される部下を目指して、上司に好かれるように頑張ってくださいね!
どうかな?
信頼される部下になれそうかな?
今まで意識せずに仕事をしていたことを実感したよ。。
でもしみ太郎君は真面目に精一杯仕事を頑張ってるじゃない?
これからは上司との関わり方とか、報連相の仕方を気を付けないとね。
意識すれば確実に評価は変わるからね。
信頼される部下になれるように頑張ろう!
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