会社の行事って、年にどのくらいありますか?
忘年会、新年会、新入社員歓迎会、お花見、バーベキュー、ゴルフ、・・・
代表的な行事だけでもこれだけあります。
それに加えて、日常的な飲み会や、上司(部下)との飲みニケーションなど。
暗黙の了解で強制参加になっていることも多いですが、正直行きたくないと思う時だってありますよね。
では、会社の行事に参加しなくても大丈夫なのか?
それさえわかれば、暗黙の強制参加だって怖くありません。
行きたくない時は断りたいものです。
という訳で、今回は会社の行事の必要性についてまとめてみました。
私、会社の行事は嫌いなんだけど、まだ入社して2年目だから断りにくくて。
ほぼ強制参加みたいな感じになってるの。
僕も仕事に影響が出たり、不参加が評価につながるのが怖くて断れないんだよね。
そうだよね。
じゃあ会社の行事の目的から考えてみようか!
◆会社が行事を企画する目的
会社が行事を企画する目的は、大きく分けると2つあると思います。
①社内コミュニケーションの充実
仕事中はプライベートな会話がしにくいと思います。
「〇〇さんって、休日は何してるんだろう?」
「△△さんと話をしてみたいな」
と思ったとしても、お互いに忙しい時に聞くことはできません。
でも社内の行事となれば、仕事以外の話も自然と弾むと思います。
部署を超えたコミュニケーションが可能なので、自分の名前を売ることもできます。
そうすることで、今後の仕事をスムーズに進めるための種蒔きができる場と言えるでしょう。
②福利厚生として
会社としては、毎日頑張ってくれている社員に、給料以外のねぎらいをしたいと考えています。
そんな時に、全員に公平に分配できる方法として、社内イベントを企画することが多いでしょう。
飲み会やボウリング大会、社員旅行など。
「みんなで美味しいものを食べて、明日からまた頑張りましょう!」みたいな感じですね。
会社が企画する行事はそんな感じか。
でも正直できるだけ参加したくないのよね。
じゃあ、参加するメリットとデメリットを考えてみよう!
◆会社の行事に参加するメリット
会社が企画する行事に参加するメリットは4つ。
①社内のコミュニケーションがとれる
普段の仕事を上手く進めるためには、より良いコミュニケーションを取っておく方が良いです。
「〇〇さんは、こんな仕事をしてたんだ!」
といった風に、新しい気付きにもなるかもしれません。
他の人がどのような仕事をしているか知ることで、自分との連携をとりやすくなると思います。
②タダでご飯が食べれる
会社の行事なら、基本的には全額会社が負担する場合がほとんどでしょう。
食費の節約を考えているなら、参加するのもアリだと思います。
③自分をアピールできる
仕事とは違う一面を周りに見せることができます。
ボウリングが上手かったり、歌が上手だったり、飲み会で気が利くことをアピールできたり。
みんなが知らない一面を見せることで、話題作りにもつながるでしょう。
④社長や役員と話せる
会社によっては、社長や役人の人たちは雲の上の存在。
一般社員は名前も覚えてもらえていない可能性があります。
でも、会社の行事となれば、役員レベルも出席していることが多いでしょう。
そんな時に話すきっかけを作れれば、自分のことを知ってもらえるチャンスとなります。
ありがたいお言葉や、応援してもらえるかもしれませんね。
◆会社の行事に参加するデメリット
逆に、会社の行事に出席することのデメリットは4つあります。
①自分の時間が犠牲になる
会社の行事は、基本的に営業時間外に行われます。
仕事終わりの飲み会や、休日のお花見、社員旅行、またはゴルフコンペなど。
参加するには、どうしても自分のプライベートの時間が失われることになります。
②ストレスが溜まる
普段の仲間以外の社員も多く参加している為、気を遣う場面が多いでしょう。
慣れないメンバーと長時間一緒にいることをストレスと感じる人も多いと思います。
また、少人数の集まりなら、普段の愚痴や不満をいう人が出てくることでしょう。
飲み会の場では、愚痴や不満が出やすい環境と言えるので、注意が必要です。
どちらにせよ、ストレスが溜まる可能性は大いにあります。
③企画・準備が面倒
会社が企画するとは言っても、社長が全て1人で企画するわけではありません。
そこには企画を担当している社員がいます。
自分が企画担当になった場合や、準備を手伝わされる場合、通常業務以外の作業が増えてしまいます。
進行や演出、景品を頑張って用意しても、皆に喜んでもらえるかわかりません。
④後片付けが大変
お花見やバーベキューなどの行事があったら、最後は後片付けをしなければなりません。
後片付けをサボっていたら白い目で見られるのは確実です。
でも、普段からそういったイベントに慣れていない人は、どう動いたらいいか分からないと思います。
解散するまで気を抜けないので、精神的にも疲れてしまう人もいるでしょう。
◆会社の行事を断る方法
行事に関しては、暗黙のルールで強制参加となっている会社もあることでしょう。
しかし、ちゃんとした理由で、上手く断れば、参加せずに済む方法もあります。
上手に断る方法を3つ紹介しましょう。
①冠婚葬祭
土日に開催される行事であれば、冠婚葬祭がオススメです。
友人の結婚式と言っておけば、まず疑われずに欠席できるでしょう。
身内の不幸を理由にする場合は、事前に使うと嘘がバレるので注意が必要です。
また、同じ人の葬式が複数回あると怪しまれる原因となるので、乱用は危険です。
②家族関係
結婚している人であれば、家族サービスを理由に使うことができます。
家族でディズニーランドに行くなど、すでに予定が決まっていることをアピールしましょう。
独身の人でも、親孝行で温泉に連れていくなどの予定を言えば乗り切れると思います。
でも必要以上にアピールしすぎると、お土産のリクエストをされる可能性もあるので、注意しましょう。
③体調不良
体調が悪いと言えば、仕方なく欠席させてもらえると思います。
しかし、早めの連絡ができないため、ドタキャンという形になってしまいます。
出席者や感じに迷惑が掛かるので、最終手段だと考えておいた方がいいかもしれません。
〇行事を欠席した時の注意点
会社の行事を欠席したら、バレないように心掛けなければいけません。
うっかり外出していて、会社の誰かに会ってしまったり、SNSの投稿を見られたり。
怪しまれる可能性がある行動は控えるようにしましょう。
万が一バレた時の言い訳もセットで考えておきましょう。
でも、参加しておいた方がいい行事もあるよ。
◆参加しておくべく社内行事
欠席してしまうと印象が悪くなってしまう行事もあります。
新入社員歓迎会
新しく新卒で入った新入社員を歓迎するためのイベントです。
新入社員の顔と名前を覚えるためにも、参加しておいた方が無難でしょう。
創立〇〇周年記念などのイベント
会社の創立〇〇周年を祝うイベントは、参加しておかなければいけません。
社長や役員によるスピーチや、今期の決算、今後の方針などの発表もあるでしょう。
それ以外は、必要と感じなければ無理に参加しなくても良いと思います。
自分の予定や体調、行事の内容などを考慮して考えてみて下さい。
女性社員は断りやすい雰囲気があるから助かるわ。
僕もこれからは無駄だと思う行事には参加しないでおこうかな。
プライベートの時間も大切にしたいし。
もしも行事の不参加で不当な扱いをされるようであれば、ブラック企業の素質がある会社ってことだね。
まともな会社なら、仕事の内容や成果でちゃんと評価されるから。
断る理由もわかったし、頑張って不参加にしちゃおっと♪
当日バレないように気を付けないとね☆
おっと、そうだった!
まとめ
今回は、会社の行事の参加についてお話してきました。
・社内コミュニケーションのため
・社員への福利厚生のため
・社内のコミュニケーションがとれる
・タダでご飯が食べれる
・自分をアピールできる
・社長や役員と話せる
・自分の時間が犠牲になる
・ストレスが溜まる
・企画・準備が面倒
・後片付けが大変
また、嫌な行事は断っても大丈夫です。
しっかりとした理由をつけて断ってしまいましょう。
・冠婚葬祭
・家族関係
・体調不良
欠席した際は、当日の行動にも注意。
・不用意に出歩かない
・SNSの投稿は控える
それでも最低限参加した方が良い行事もあります。
・新入社員歓迎会
・創立〇〇周年などのイベント
暗黙のルールで強制参加になっていても、行きたくない時はありますもんね。
無駄、意味がない、と思う行事は思い切って欠席しても大丈夫です。
ちゃんとした理由と、嘘の場合はバレないように気をつけましょう。
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