最近の若い世代は、会社で出世したいと考える人が少なくなっています。
大きな責任を負いたくないという人が増えているのです。
でも、出世しないことには給料も増えません。
そればかりか、気付いたら後輩から仕事の指示を受けている、なんてことも。
そうならないためにも、出世する人の特徴を真似することから始めてみませんか?
出世したいという気持ちを大切にして、頑張りましょう!
出世する人の特徴6選
出世する人には共通点があります。
これを知っておけば、あなたもスムーズな出世を狙えるかも!
まずは出世する人の特徴を知ることから始めてみましょう。
笑顔が多い
笑顔はコミュニケーションにおいて強力な武器となります。
相手との距離を縮めたり、相手の信頼を得るためには必須と言っても過言ではないでしょう。
これは社内でも同じ事で、出世したいなら笑顔を大切にするべきです。
ムスッとしている人よりニコニコしている人の方が接しやすいのは当然ですよね。
上の人からも印象が良くなるし、部下や後輩からの信頼も得やすいと言えるでしょう。
悪口を言わない
あなたの周りにも悪口ばかり言っている人はいませんか?
「自分の事も他の場所で言われているのかな・・・?」
こんな不安を感じたことはありませんか?
それでなくても、悪口を言う人は嫌われます。
他人を責めるだけでは何も改善されません。
出世する人は他人の悪い点は気にせず、自分の仕事を黙々とこなしています。
また、「人の振り見て我が振り直せ」と、ことわざにもあります。
黙って他人の良い部分は見習う、悪い部分は改める、という意識で立ち振舞いましょう。
礼儀正しい
人の印象を決める重要なポイントは「礼儀」です。
例えば、挨拶をちゃんとする、お礼を言う、間違ったら謝る、人に迷惑をかけない、など。
当たり前かもしれませんが、
『自分がされて嫌なことは相手にもしない』
『自分がしてもらって嬉しいことは周りにも共有する』
こういった礼儀が身に付いている人は、上の人が見るとすぐに分かります。
出世する上では大切な要素だと思います。
フットワークが軽い
何でも率先して対応してくれる社員は、上の人から見てもありがたい存在です。
それは社内だけでなく、お客様の立場からしてもありがたいのです。
トラブルがあった時にすぐに駆けつけてくれる。
急な依頼にも対応してくれる。
質問に対してもレスポンスが早い。
など、フットワークが軽い人は多くの人から感謝されやすいのです。
依頼もやっぱり対応が早い人に集中するので、どんどん実績・経験を積んで出世していくのです。
考えがポジティブ
ポジティブな人は、なぜかいつも楽しそうにしていませんか?
それは、過去の嫌なことや失敗を考えているのではなく、未来のことを考えているからです。
人によって考えていることは違いますが、
・今ある問題をどうやって解決しようか
・自分の仕事をもっと効率的に
・休みの日は何をしようか
・晩ご飯は何を食べようか
仕事のことだけではなくて、プライベートのことについても考えている人が多いと思います。
どちらにせよ、ポジティブな考え方ですよね。
逆にネガティブな人は、過去の失敗などを引きずって文句や悪口を言ってしまいます。
でも文句や悪口からは、自分の成長や発展には繋がりません。
ポジティブな考え方を持っている人の方が出世しやすいのは間違いありません。
会社のイベントに参加する
会社のイベントに参加する人の方が出世しやすい傾向があります。
理由としていくつかありますが、
・普段あまり話さない先輩・後輩ともコミュニケーションが取れる
・仕事中は話せない内容を気軽に話せる
・上の立場の人と話す機会がある
仕事以外の場で会社の人とコミュニケーションを取れる機会は貴重です。
情報交換の場としても使えるでしょう。
出世するための8つの心掛け
出世する人の特徴について6つ紹介してきました。
ここからは、出世するために必要な考え方や行動について紹介していきます。
どれも大切な要素なので、参考にしてみて下さいね。
具体的な目標設定をする
出世するためには目標設定が必要でしょう。
自分のスキル・能力、どんな仕事をしていきたいか、数年後には自分はどうなっているか、など。
具体的であればあるほど、目標を達成するための道筋がハッキリとしてくるでしょう。
例えば、
・今任されている〇〇の仕事を効率アップするための方法を構築する
・上司がしている△△の仕事を覚える
・2年以内に××の資格を取得する
こんな感じで、具体的に目標を考えてみて下さい。
当たり前なことを当たり前に
社会人、大人でも、当たり前のことができていない人って結構います。
例えば、
・明るく元気な挨拶をする
・感謝、謝罪を言葉でしっかりと伝える
・自分がされて嫌なことは他人にしない
・自分がしてもらって嬉しいことは相手にもする
・他人に迷惑をかけない
人によっては『当たり前』を感じる範囲が多少違うかもしれませんが、これらに意識すれば大丈夫でしょう。
失敗から学ぶ
出世している人も、最初から全て上手く進んだという人は少ないと思います。
多くの人は、たくさんの失敗を乗り越えて成長するものです。
重要なのは、失敗した時の対応。
・何が原因だったのか?
・次はどうしたら失敗しないか?
・どこで確認を入れると良いのか?
失敗から学べる人は、常にこのように考えています。
ポイントは、”自分が改善する”という気持ちを持つこと。
他人のせいにしていては、成長はできません。
周りと自分を比べない
同じ会社の同僚、学生時代の友人、先輩後輩など。
周りの人と自分を比べてしまうことってありませんか?
でも、他人と比べて自分ができているかどうか、というのは出世するためには非効率だと言えます。
なぜなら、出世するかどうかは”あなたの実力”次第だからです。
実力を上げたいなら、周りとの比較ではなく、自分自身との戦いになります。
・自分が設定した目標をどうやって達成するか。
・今よりも仕事を効率よく処理するためにはどうするべきか。
・顧客からもっと信頼されるためにはどうすれば良いか。
このように自分自信を高める方向で考えてみて下さい。
周りを見る場合は、
・〇〇さんの方法を自分でも実践してみよう。
・××さんの仕事の進め方は問題があるから、私の反面教師。
みたいな感じで、あなたに取入れてみて下さい。
人を巻き込んで仕事をする
出世していくと、多くの人と関わって仕事を進めていくことになります。
部下ができて、上司や他部署との会議も増えて、取引先との接触も増えて。
仕事の寮も増えて、また複雑な仕事も多くなってきます。
これを自分一人だけで処理していこうと思うと、いくら時間があっても足りません。
人を巻き込んで仕事をする、というのは「仕事を他人に丸投げする」のではありません。
他の人と協力し合って進めていく、ということです。
あなたがその仕事の進め方についてストーリーを描き、誰が何を担当するのか決めましょう。
役割分担をすることで効率的に業務が進められます。
また、部下や後輩ができた時の練習にもなります。
相手の気持ちを考える
仕事でもプライベートでも、相手の気持ちを考えることは良好な人間関係を築く基本と言えます。
相手からの信頼を得ないと、出世はあり得ません。
信頼できないお店から商品を買ったりしませんよね?
仕事でも同じで、お客様の信頼を得ることが売上や顧客満足に繋がります。
お客様が何を欲しているのか、希望は何なのか、常に考えるように心掛けましょう。
これは社内に対しても同じです。
あなたと関わって仕事をする人に不快な気持ちを与えていないか、気を配ってみて下さい。
仕事の頼み方ひとつでも、相手が受ける印象は変わってくるでしょう。
後ろの工程(仕事)を考慮する
仕事はあなた一人で完結することはないでしょう。
組織で働いている以上、受注から手配、製造、検査、出荷、お金の処理。
一つの案件でも、たくさんの工程(仕事)があります。
あなたが担当している前後にも、別の人の仕事があるはずです。
特にあなたの後ろの工程に気を配ってみて下さい。
指示や記録が曖昧だと、後ろの工程の処理は手間が増えます。
的確な指示や記録を書き、注意事項や連絡事項をしっかりと伝えておきましょう。
相手がどんな処理をしているのかを知っておくと、あなたもどんなことを伝えるべきか理解しやすいと思います。
PDCAサイクルを実践する
PDCAサイクルとは、
Plan (計画)
Do (実行)
Check (評価)
Act (改善)
このサイクルを繰り返し実践していくことで、継続的な業務改善を行うことです。
組織単位で実践されていることが多いですが、もちろん個人でも実践するべきだと思います。
あなた個人の仕事でも、計画・実行・評価・改善、このプロセスは必ずありますよね。
各段階においてしっかりと意識してみて下さい。
特に重要なのはC(評価)、A(改善)です。
なぜ上手くいかなかったのか、次はどうやって改善しようか。
出世する人は、上手くいったことについても振り返って評価しています。
上手くいった要因は何か、さらに良くするためにはどうするか。
このような思考をすることで、あなたの能力はどんどん伸びていくに違いありません。
成功も失敗も、原因と対策を考えて、どんどん結果が付いてくるでしょう。
出世したい人は実践あるのみ!
「出世する人の特徴」と「出世するための心掛け」について紹介してきました。
いかがでしたか?
内容をおさらいしておきましょう。
(1)笑顔が多い
(2)悪口を言わない
(3)礼儀正しい
(4)フットワークが軽い
(5)考えがポジティブ
(6)会社のイベントに参加する
(1)具体的な目標設定をする
(2)当たり前なことを当たり前に
(3)失敗から学ぶ
(4)周りと自分を比べない
(5)人を巻き込んで仕事をする
(6)相手の気持ちを考える
(7)後ろの工程(仕事)を考慮する
(8)PDCAサイクルを実践する
出世したいなら、一つずつできることから始めてみましょう。
意識をするだけでも結果は変わってきます。
相手の信頼を得て、出世できるように頑張って下さいね!
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